まだまだ知られていない「化学物質過敏症」

たとぱにで扱っている自然栽培綿カーテンは「化学物質過敏症」の方にも使っていただいています。
重度の化学物質過敏症の方は外出することも困難なので、電話やメイルで問い合わせをいただいたり、ご紹介いただいて訪問するようなケースも時々あります。
化学物質過敏症を自覚し、身の回りのものに気をつけはじめた、という方がご来店いただくことも年に数件あります。喜ぶべきことではないのですが、ここ数年で増えてきているように感じます。
(患者さんの数は国内で70〜100万人ともいわれています)
 
香りの害で「香害」という言葉もよく耳にするようになりました。
 
化学物質過敏症は誰でもがなりうる病気です。
でもなぜか認知度が低く、病気のことを精神疾患だと誤解している人や、知らないがために加害者となってしまうケースもあるようです。

リスクを知らないことは怖いこと、このブログで今まで以上に「化学物質過敏症」や「香害」のことについて、少しずつ情報発信をしていこうと思います。微力ですが・・・

一人でも多くの人がこの病気について知り、理解をすることが第一歩かと。

★化学物質過敏症とは
(Wikipediaより)
薬物や化学物質(主に揮発性有機化合物)の曝露によって健康被害が引き起こされるとする疾病概念。
人体の薬物や化学物質に対する許容量を一定以上超えると引き起こされるとされており、個人差が大きいといわれる。化学物質の摂取許容量と同様に、発症原因および症状、その進行・回復速度や度合いも多種多様であるといわれる。

CS支援センターHPより)
さまざまな種類の微量化学物質に反応して苦しむ、化学物質過敏症(Chemical Sensitivity=CS)。
重症になると、仕事や家事が出来ない、学校へ行けない…など、通常の生活さえ営めなくなる、極めて深刻な“環境病”です。
※化学物質過敏症は、日本ではCSとも呼ばれますが、欧米ではMCS(Multiple Chemical Sensitivity=多種類化学物質過敏症)の略称のほうが一般的です。

CS支援センター「安全な生活のための食品・生活用品リスト2014年版」に掲載されている「きなりの部屋」のカーテン=たとぱにで扱っている自然栽培綿カーテンです。
すべての発症者に合うとは限りませんが、お気軽にお問い合わせください。
 
 

化学物質過敏症の娘さんのためのマンションリフォーム 自然栽培綿カーテン納品事例 1604

【1604 国分寺市マンション I さん宅】
 
自然素材を中心にリフォームをされたマンションの I さん宅。

出窓に、一つ山縫製 レースカーテン 布:R-30
手前のカーテンボックスに、一つ山縫製 ドレープカーテン 布:N-04

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写真では布の表情までわかりませんが、ドレープの布はワッフル地。
光を透かした時に見える凹凸が、お部屋をやわらかい雰囲気にしていました。

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寝室には、最も厚手の布:N-03 を納めたのですが、うかがった日には吊り下げられず。
残念ながら撮影できませんでした。

I さん宅は「化学物質過敏症」を発症してしまった娘さん(20代?)が快適に暮らせるよう、中古のマンションを購入してリフォームされたのだそう。
杉材にもアレルギー反応をしてしまうとのことで、素材を厳選してのリフォームだったようです。
自然素材ならなんでも大丈夫、というわけにもいかないのですよね。

設計施工は墨田区向島にある駿河屋さん。
自然素材の注文住宅、リフォームを得意とされている工務店さんです。
 

安心な空気とカーテン

「自然栽培綿」と聞くとなじみが薄いでしょうが、オーガニックコットンと言うとイメージがわくのではないでしょうか。(自然栽培綿は究極のオーガニックコットンです * )
オーガニックコットンといえば、ベビー用品や女性の肌着などで使われることが多いですが、カーテンをオーガニックで・・・という考えをもたれる方、残念ながらまだまだ少ないです。

そもそも食べるものや、肌に触れるものはオーガニックでも住まいに関してはどうでしょうか?
シックハウス症候群、化学物質過敏症という病気が知られるようになり、建材関係には多少意識がいくようになりました。
ところがなぜかインテリアの備品に関しては、法的な規制も少なく、まだ世間の認識も薄いように感じます。

お部屋の中の空気を安心なものにするためには、窓にかけるカーテン布の選択が重要であるということ、あまり知られていないので、私共ももっとアピールしなくてはと思います。

当たり前ですが、空気は食べ物と同じように口から体に入ります。安心な空気をお腹いっぱい食べたいですよね。

「化学物質過敏症知ってね映画祭」へ行ってきました

昨日はお休みをいただき「化学物質過敏症知ってね映画祭」へ行ってきました。3本の映画を観ました。
1. いのちの林檎 
青森県の「奇跡の無農薬りんご」木村秋則さんの林檎に命を助けられた化学物質過敏症の母子の話を中心に
2. フル・シグナル
増え続けている電磁波過敏症。携帯基地局から出る電磁波に悩まされている問題を扱う、アメリカの映画。
3. ミツバチからのメッセージ
農薬ネオニコチノイドの危険性を追求した映画。ミツバチの大量死を通して見えてきた危険な落とし穴。
化学物質や電磁波による環境汚染の現実。とても勉強になりました。
無意識のうちに、私達はたくさんの有害なものに体がさらされているのです!その上、なにかあった時の企業や国の無責任な対応、周囲の人々の無理解・・・どれも今回の放射能の問題とまったく同じ、と思いました。
そして、これらの問題はいつ自分や、自分の大切な人に降りかかるかも知れない、ということも同じ。
大きなため息が出てしまいます。
この映画祭は「化学物質過敏症」のことを知って欲しいという願いのもとに、病気の発症者の方達が中心となり企画されたそうです。この暑さの中、分厚いマスクをかけた方も何人かいらしっしゃいました。
また、映画祭会場のロビーでは、協賛団体などによる展示もいくつかあり、「きなりの部屋」もテーブルを出しておりました。「化学物質過敏症」の方にもおすすめの自然栽培綿カーテン、知ってくださる機会になったでしょうか?
→映画祭パンフレットより抜粋

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仮設住宅とシックハウス

化学物質過敏症に関連してシックハウス症候群というものがあります。
数年前に問題となり、住宅に使われる建材等の仕様が見直され、対策が進んで改善されつつあります。
地震に関連して、中国でのケースですが、こわいニュースを耳にしました
2008年の四川省での大地震で、被災した人たちのための仮設住宅がシックハウスで、流産や死産が相次いでいるのではないかという報道。被災地で建設を急ぐ中、物資、時間の不足からシックハウス対策が不十分となってしまった可能性が指摘された・・・とのこと。http://blogs.yahoo.co.jp/csboyaki/26984988.html
現在 仮設住宅の建設が遅れ、多数の被災者がまだ避難所での生活を強いられている、というニュースを聞きます。建設したくても、資材も用地も不足しているそうです。
一日も早く、安心できる住まいが確保できることが、被災者の方々にとってはのぞましいことでしょう。
しかし、建設にたずさわる方々には品質の確保にくれぐれも注意をお願いしたいものです。