木のヒゲの[自然素材を編む] かごの素材について

木のヒゲの [自然素材を編む] ワークショップにご参加の方、興味を持っていただいている方へお知らせです。
　
長年、かごの材料として一番多く使ってきた 「おおつづらふじ」 の蔓が入手困難な状況になりました。

いつも大分県から取り寄せをお願いしているのですが、天候の影響か (？)　昨年はあまり採取できなかったそうなのです。
なので、こちらに分けていただける量がかなり少なく、ワークショップの素材として提供することがむずかしくなりました。
　　
おおつづらふじの蔓は、きれいで安定しており、加工もしやすいのでとても残念ですが、いたしかたないこと。
自然素材は、いつも自分達に都合の良いようにあるわけではありません。
今、身の回りで手に入る素材をもう一度見直して、今後のレッスンの内容を一部変更することになりそうです。ご了承ください。
　　
まずは、直前ですが今週3月2日に予定しているワンデイレッスン「ゴッズアイのかご」の素材とデザインの変更を検討しました。
　
▼素材について
かごのフレームにはムクゲの剪定枝を使います。蔓よりも少し硬いですが、試作をしたところ問題ありませんでした。
木のヒゲ長谷川さんが住む　埼玉県秩父市にムクゲの木がたくさんあり、ご厚意で剪定枝を分けていただけることになりました。
ありがたい！　色味が少しグレイッシュできれいです。（色バリエーションあり）
　　
▼デザインについて
フレームはゴッズアイで変わらないのですが、編み混む部分を細い蔓で乱れ編み＋ゴッズアイの飾りを付けるタイプにします。
「スケルトン」と呼んでいるデザインで、以前からワークショップでも時々作っていた、オリジナリティーのあるものです。
写真のかごは乱れ編みが少なめですが、もっと多く入れて隙間を少なくすることもでき、ゴッズアイの飾りも自由です。
　
写真を参考にご覧ください。