木のヒゲ〈自然素材を編む〉 野外レッスン2020@青梅 終了しました
先日の日曜日、毎年この時期の恒例となっている、木のヒゲの[自然素材を編む]野外レッスン:樹皮の採取で、
「青梅賢治の農楽校」に出かけてきました。
60歳の杉の木を、20歳の時にご自身で植えたという、まだまだ元気な81歳の木こりさんに切り倒していただきました。
おまけに檜も1本!午前中は樹皮をはがすところまで。木が水を吸い上げるこの時期は、樹皮をはがすのに最適。
カッターやのこぎりで切り込みを入れ、ヘラを差し込むと、ジョワッという音と共に気持ち良いぐらいにきれいに樹皮がはがれていきます。
午後は、はがした樹皮の表面を削ったり、くるみの樹皮をはいだり、苧麻の皮をむいたり・・・興味のない方にはなんのこっちゃですが、参加者のみなさんは嬉々として作業に没頭していました。
私も企画側でありながら、一緒に楽しみました。
命ある植物をありがたくいただき、別の形に活かせるものも喜び。形となるのは秋以降です!
樹皮は夏の間は青梅に保管いただいき乾燥させ、9月に表面を削りヒゴ状に加工をして、10月にかごの形になります。
ワンデイレッスンとして予定を組み、またお知らせいたします。
この企画は、今年で5年目。
おかげさまで毎回、興味を持ってくださる方も多く、青梅賢治の農楽校の申し込みをあわせると20名近くの参加。
鎌倉や藤沢、大田区と遠くからも来てくださり、お子さんの参加もありました。
コロナ自粛で家にこもりがちだった人も、外の空気をたくさん吸って、良い気分転換にもなったかと思います。
今回も青梅賢治の農楽校鈴木さんには大変お世話になりありがとうございました。