自然のものは不均一

コットン=白、という一般的な認識だと思いますが、実は綿のもともとの色は茶色でした。
自然栽培綿の布製品には、白綿と茶綿が使われています。
その中でも、収穫の年度により色や性質が微妙に異なります。
白綿はきなり色が強いものもあれば、白に近い色があったり。
茶綿は土のような茶色もあれば、ベージュに近い明るい色だったり・・・色の差異があります。
綿も農産物ですので土の成分や気候により色合いがことなり、一定の色を望むことができないからです。

また自然栽培綿の布製品に入っている黒っぽい小さなツブツブは、綿の葉や茎の乾いた破片で「綿かす」と呼ばれるもので、これも収穫の年度により、多い少ないがあります。
(綿かすは使用しているうちにだんだんと取れ、目立たなくなってきます。)
 
色が不均一なこと、綿かすがあることは、化学薬品や溶剤を一切使用していない、自然栽培綿の特徴であるとご理解いただきたいと考えております。(一般的なオーガニックコットンの製品も同様です)
    
ほとんどの綿製品は、綿かすや色の濃淡を隠すために、漂白をしたり化学溶剤が使われています。
クレームがこわくて薬品漬けの工業製品にしてしまった、というわけです。
綿に限らず、食品でも同じことが言えると思います。
でも、きれいな均一なものを求めるあまり、結局のところ損をしているのは消費者なのですよね。
製品の特質を理解して「寛容」な眼を持つことも時には必要だと思います。
自然のものは不均一なのです。不均一だから心地よいのです。
 
色のむらや綿かすがあっても、安全性が高く、綿本来の風合いを楽しむことができるということから、私共が扱う自然栽培綿の製品を使ってくださる方が年々増えてきているのはとても喜ばしいこと。
そして世の中の人々に、より多く受け入れていただけたらと思っております。