草木染め:柿渋
【自然栽培綿の草木染めカーテン布】〈Nー15〉柿渋染めと白綿の糸を使用した綾織りの布
柿渋染めの茶色は少し赤みのある、落ち着いた焦げ茶色。
雰囲気としては、クラシック、エスニック、和風なインテリア等にもなじみます。
厚手の布なので、ソファのカバーリング等にしても良さそうです。
(もう少し明るい茶色の布もありますが、こちらは染めた色ではなく、茶綿の色です。)
◉柿渋について
中国山東省の畑で柿の木から育て、染料を自家生産しています。
染料は未熟な青柿の果汁を熟成させて作ります。
柿渋は防水・防腐・防虫効果があり、古くから庶民の生活の中で日常的に用いられていたそうです。
漁網、醸造用絞り袋、染色用型紙や、渋団扇、和傘など日用品に塗られていました。
建築的には木部の塗料として使われています。
たとぱにの外壁と1階の床面にも、柿渋を塗ってあります。