草木染め:ざくろ

 
【自然栽培綿の草木染めカーテン布】〈Nー17〉ざくろ染めと白綿の糸を使用した綾織りの布
 
 
   
鉄媒染による染め色は濃紺です。
色が濃く、落ち着いた雰囲気で、モダンなイメージもあります。
カーテンと合わせてクッションカバーを作っても素敵そう!
濃紺に対比して、小物類を明るい色にして引き立たり・・・想像がふくらみます。
     
写真は乾燥したざくろ(写真提供:益久染織研究所)
ざくろについて
この生地はは、果皮を乾燥させて染料とし、鉄媒染です。
ざくろは、樹皮・根皮・落花・果皮・葉の全てが染色に利用でき、媒染により濃紺(鉄媒染)、黄色〜からし色(アルミ媒染)、茶系(消石灰で媒染)などの色のバリエーションが出せます。
カーテン生地は今のところ濃紺のみですが、からし色などもあったらいいなと思います。
 
くだものとして出まわるのは10月の初め頃。ざくろジュースなどが有名ですね。美容や健康に良いと言われています。
切った時の赤いルビーのような色と、種がきっしりつまったような様子は衝撃的です。 
 
ざくろの幹や根の皮に含まれる成分は、体内の寄生虫駆除の貴重な生薬として用いられていたそうです。
(今となってはあまりなじみのない「虫くだし」というやつです)
染料となる植物は、生薬としても使われていることも多く、調べるといろいろなことが知れておもしろいです。