カーテンお見積り依頼はこちら
ネパールの手漉き紙

ヒマラヤの高山植物(ロクタ)からできた手漉き紙

ネパールで作られる手漉きの紙は、力強くて自然な感触があり、バリエーションも豊かです。
壁紙、障子紙、ふすま紙、ランプシェード、などのインテリア関連の用途のほか、
文房具や作品作りの素材としてなど、自由にお使いください。

紙の原料「ロクタ」はジンチョウゲ科の高山植物で、ネパールの標高2600〜4400メートルの所に育成し、9、10月が成長期で、1.5〜2.1メートルまで成長します。
切っても再生力が強く、自然破壊をせずに産業の少ない山岳地方の人々の雇用を促す材料となっています。

・永続的に使用でき、優秀な耐久性を持つ
・柔らかく加工しやすい
・きめの粗い自然な感触が魅力
・細菌・昆虫などに抵抗力がある
といった特質があります。
茎の樹皮を薄く剥がし、乾燥させた部分が紙の材料になります。残りは薪として使います。全ての工程は手作業によって行われ、機械を使う必要がない、とてもエコロジックな工法です。

1. 茎の樹皮を薄く剥がし、束ねて5時間程水の中でさらします。
2. 柔らかくなった後、刃物で滑らかになるまで削ります。
3. 100度〜125度の温度で煮ます。
4. 柔らかくなっ繊維をきれいな水で洗い、異物を取り除きます。
5. 石の上に置き、木斧でねばりが出るまで叩きます。
6. 少しづつ温かいお湯を入れ糊状の液体を作ります。
7. 木枠を浮かせ、厚みを調整しバランスよくすくい取ります。
8. 余分な水分を流します。
9. 木枠のまま一枚ごとに日光にあて乾燥させます。
バリエーションとして、

・自然の花や、草葉を漉きこむ
・天然オイルでコーティング
・草木染めで色着け
・縮みをつける

紙の中に様々なネパールの自然が織り込まれています。
自然栽培綿カーテンについて

羊毛の手織物について
ネパールの手漉き紙について
その他の商品