6月2日 ムビラ演奏会 Mukuwurirwa Simboti Japan tour 2025
ジンバブエの楽器 mbiraの演奏会を開催します。
今回は、な・なんとジンバブエから来日中のSIMBOTI氏と、ムビラ奏者の実近修平さんお二人の演奏。
貴重な機会となりますので、ご興味ある方はご予約ください。
鉄と木でできたシンプルな楽器から奏でられる祈りの音楽、その音色は心とカラダにしみわたります。
■日時 :6月2日 月曜日
■会場 :たとぱに2階 (靴を脱ぎ床に座って聴くスタイルです)
■開場 : 17:00
■開演 : 18:00
■参加費 :4,500円
ご予約はたとぱにまで。tel : 042:574-2169 mail : info@tatopani.jp
※お願いごと
・録音は禁止されています。
・赤い服について。ショナ民族のMbiraの儀式では、赤い服の着用が禁止されています。
Mbiraが儀式のものであるが故に、尊重していただきたいと思っています。照明により赤色に見えそうなものもNGです。(例:朱、赤紫など) ワンポイントなど強く目立つようなものでなければ大丈夫です
6年ぶりに実近さんが師匠のシンボッティを日本に招いての日本ツアーは、3月下旬から始まっています。
北海道から九州まで日本全国、80ヶ所!驚異的なスケジュールです。ツアーの全日程はこちら
東京は5ヶ所ある中、国立では2ヶ所が会場になっており、ご近所 terra さん では5月31日(土)に予定されています。
ご自身の都合に合わせて是非!
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Rinos Mukuwurirwa Simboti Japan tour 2025 新しい道、これまでに通ったことのない道をゆく
▼Mbiraについて
アフリカ南部に位置するジンバブエのショナ民族に、1000年以上前から土着信仰の儀式で使われる楽器。先祖への感謝を捧げ、先祖から子孫は生き抜くための智慧や力を受け取るとされる。Simbotiの師であるBandambiraの流派ではMBIRAの機能を、「Remind(想起させること)」としている。各曲に込められたさまざまな教えが、この世界を生き抜くために想起させてゆく。
また、Simbotiは本であると言っている
▼プレイヤー紹介
Rinos Mukuwurirwa Simboti (リノス ムクウリルワ シンボッティ)
1968年に、ショナ民族の土着信仰の儀式で、生きる伝説といわれた Mubayiwa Bandambiraと出会い師事する。現在まで50年以上儀式のための演奏家。儀式での演奏者で伝承者、またMBIRAの製作者でもある。 Mubayiwaのあと、その息子であるGwengwe Bandambiraにも師事した。
実近修平(さねちか しゅうへい)
ちいさなころからこころの奥で美しいものが鳴り響いている
その美しいものには旋律がある
その旋律を見せてくれたのは
ショナ民族のMbira奏者のRinos Mukuwurirwa Simbotiだった
自分の内部にあったものが他者により現されることを喜び、師事をはじめる
それを物質(=音楽)として現わすためにMbiraを弾き続けている
美しいものを目の前に現れたひとたちへ伝え共有することを喜びとしている
シンボッティと実近修平のチーム名は Nyamaropa(ニャマロパ)
これはシンボッティがつけてくれた名前です
私が最も偉大な曲だと感じ、これを習得することに力を注いでいる曲名です
この名に恥じぬような演奏ができるよう精進します
▼Simboti からのこのツアーへのメッセージ
吹き渡る風のメッセージ
地球を巡る風は、祝福をもたらすこともあれば、試練を運ぶこともある。
だが、その祝福を受け取るためには、心に善を育まねばならない。
もしも悪しき行いを積めば、巡る風は厳しくなり、
人は自らの人生の恵みを奪われることになるだろう。
だからこそ、地上に生きる者は、清らかな心を持たねばならない。
そうすれば、吹き渡る風は祝福をもたらし、
その人の生を、豊かに満たしてくれるのだから。
これが、私のメッセージです
清らかな心で風を受けよ
この地上で生きるなら、善き心を持ちなさい。
そうすれば、私たちが呼吸する風から祝福を受け取ることができる。
この風は、善きものも、そうでないものも運ぶ。
善き心の者も、そうでない者も、
すべての者が、創造主によって与えられたこの風を吸って生きている。
だが、もしこの風から良きものを受け取りたいのなら、
心を清らかにしなさい。
愛に満ち、憎しみを持たぬ心であれ。
▼実近修平のツアーへの想い
前回からはや6年もの歳月が経とうとしています。
2017年の開催を考えていたとき、Simboti tourを3回はやろうと決めていました。
そして今回が第3回目です。
あれから私の演奏がどれほど成長したのかを試す機会でもあります。
日本でツアーをやるというのなら、ショナの文化の伝承者だと思っているSimbotiの伝えたいことを演奏の中で実現する必要があります。
時節は大きな転換点上にあると感じています。
これからくる世界を私たちはどういう認識で迎えるのか、その認識を探る一つの足がかりになれば幸いです
6年前にも会場になりました。6年前のSIMBOTI氏と実近氏のツーショット