natsusobikuの麻カーテンを取り扱い始めました
natsusobiku の麻のカーテンを取り扱い始めました。
natsusobikuさんは千葉が拠点、千葉市に直営ショールームがあり、取り扱い店舗が各地にあるそうです。
当店は多摩地区で初めての取り扱い店舗になりました。
長年の間、自然栽培綿カーテン一筋できた私としては、他素材を取り扱うことに少しためらいもありました。
自然栽培綿の生地は手触りのやわらかさと、透け感や風合いが独特で、他には変え難い良さがあるのです。
(思い入れも強く、正直なところ一押しはこっち…)
ですが、同じ自然素材として「麻」はずっと気になる存在ではありました。
綿と麻、それぞれに良さがありますし、綿よりも麻のほうが好きというお客さんもいらっしゃいます。
ここ数年でリネンのカーテンをよく見かけるようにもなりました。
そして、自然素材のカーテンを広く知っていただくためには、綿と麻のカーテンを並べて比較しながら選べるのも良いかなと思うようになったのです。
昨年よりリナス社のリネンカーテンを取り扱い始めたのですが、人気あった生地が在庫切れとなり、新たな生地を求めてnatsusobikuさんと出会いました。
↓自然素材のカーテンについておさらい
⚫︎綿と麻のカーテンの共通点
どちらも天然繊維ならではの風合いが楽しめ、やわらかな透け感でお部屋を包み込んでくれます。
機能的には、調湿効果がある、静電気がおきづらい、吸水性、通気性にすぐれている・・・などあります。
また、一般的な化学繊維のカーテンにされる防炎、防カビなどの薬品による加工はしておりません。
(これは人によってはメリット、デメリットとちがうかもですが)
⚫︎綿と麻のちがいは?
綿の生地はやわらかさ&あたたかみがあり、麻の生地には張りとサラッとした清涼感のようなものがあります。
コットンは綿花から、麻は茎からと、繊維の成り立ちがちがうからかもしれません。
natsusobikuは2014年に立ち上げられたブランドで、社長さんのお子さんがアトピー性皮膚炎で化学繊維が苦手だったことから、麻のカーテンを始められたのだそう。
自然栽培綿カーテンの始まりとも類似していて共感したのと、生地が国産であるという点にもひかれました。
生地の種類が豊富で色使いも日本の伝統色やパステルカラーなど、インテリアになじみやすいのも魅力です。
ご興味を持たれましたら、natsusobiku さんのホームページ をご覧ください。説明が丁寧で、写真も多くすわかりやすいです。
そして実際の生地を見てみたくなったら、是非お気軽にご来店ください。
縫製見本を10点ほど展示しました。それと下記8シリーズの生地サンプルを全色、尺角程度の大きさでご用意しております。
:アメツチ・イブキ・コフ・リキュウ、サシャ・フォグ・ユラギ・スズカゼ