木のヒゲの[自然素材を編む] 7/7 野外レッスンの様子
7月7日に開催した木のヒゲ[自然素材を編む]野外レッスンの様子を、少しだけレポート。
7月の第一日曜日は青梅市成木の山にある「賢治の農楽校」さんでの樹皮の採取が恒例となっています(8年目?)
噂を聞きつけて(?)静岡や栃木、なんと北海道、福岡からも!参加してくださいました。
福岡から1人で来てくれた大学生、前日たとぱにでゴッズアイのかごを作り、野外レッスンに参加。
その日の夜行バスで帰られれると・・・さすが若い!行動力が素晴らしい👍
午前中は胡桃の枝をカットしてもらい、樹皮はがし。
初めての方も、ツルリと樹皮がむけることに感動しながら、枝と向き合います。
木のヒゲ長谷川さんから、早メシにしない? との提案あっても、ひたすら胡桃の樹皮をむく・・・
灰色の枝の山があっという間に剥かれて白い枝へ。
白い枝も、インテリアや何かで使えそうという人は持ち帰ります。
葉や実は、染めに使えるとのことで、欲しい人はキープ。
午後は杉&檜の樹皮の採取。今回はいつもと手法を変え、木を切り倒さずに行いました。
足元に気をつけながら斜面に立ち、80代の木こりさんの指示に従い、見守りながら作業。
あらかじめ選んであった木の表面に切り込みを入れ樹皮をめくり、そこにロープを結びつけて数人でひっぱりはがしました。
木のよって、長く剥がれるものもあれば、すぐに切れてしまうものもあります。
剥がした樹皮は作業スペースへ運び、表面の荒皮を削る・・・
参加者のみなさんが、自然と役割分担をして、協力しあいました。
樹皮を剥かれた木は、立ち枯れと言い、このまま枯れていきます。命をいただいていることに感謝。
木が枯れて水分が抜け軽くなってから、切り出して建物の造作材などとして使われます。
(昔からある皮剥き間伐という手法です)
木陰はすずしかったのですが、やはりあの気温ではかなり汗をかきました。
持って行った水筒と、用意してくださったお茶、帰りにペットボトル飲料、あわせて2リットルぐらい飲んだかも!
採取した樹皮は8月に乾燥をさせて、9月に加工、10月にカゴに組み上げます。
7月は参加できなかったけど、加工から参加したいという方も申し込み受け付けます。