カーテン縫製の仕様変更について
自然栽培綿カーテンの縫製の仕様が7月より若干変わります。ここでご説明させていただきます。
1、ロック縫製の仕様変更(費用は変更なし)
クリップ式、タイタック式カーテンは、生地の端部(上下)をロック縫製しています。
(ロック縫製とは、布の端部のほつれ防止のかがり縫いのことで、専用のロックミシンで行います)
今までのロック縫製は、生地の端部を糸でジグザグとかがって行く仕様(左・上写真)
新たな仕様は「巻きロック」と言い、生地の端部を巻き込みながら糸でかがるもの(右・下写真)
細い縁取りのような感じになります。→ オーダーは こちらから
2、ヒダ無し縫製が可能になりました。(価格表の掲載は少しお待ちください)
今までヒダ無し縫製はできないとお断りしていたのですが、できるようになりました。
プレーンなスタイルをご希望の方にはおすすめです。
これらの仕様変更は、縫製してくださる職人さんが交代したためです。
長いあいだ、自然栽培綿カーテンの縫製は熟練職人のAさんが 主に引き受けてくださっていました。
きなりの部屋芥川さん(自然栽培綿カーテン発売元)から、始めたころは試行錯誤だったと聞いています。
一般のカーテン生地とはちがい、手間と時間がかかる難しい生地に取り組んでいただいたことに感謝しております。
この場を借りて 「Aさん、ありがとうございました & お疲れ様でした!」と言いたいです。
高齢となったAさんは、思うように仕事ができなくなってきたと自覚されて昨年頃から引退を考えられていました。
その時期が来る前になんとかせねば!と、芥川さんがあちこちの職人さんに当たり準備をして下さっていました。
お陰様で、引き継いでくださる職人さんと出会うことができ、目処が立ちました。
綿を育て、糸を紡ぎ、生地を織りあげ、カーテンとして仕立てる・・・ここまでたくさんの人の手をお借りしていることにあらためて感謝です ♡