草木染め:五倍子

 
【自然栽培綿の草木染めカーテン布】〈Nー20〉五倍子染めの糸を使用したななこ織りの布
  

 他に2種あり 布の一覧は こちら
  
ざくろ染めの布(N-17)と同系色ですが、更に色が濃く、重厚感があります。
きなりの布よりも遮光性がありますので寝室にもおすすめです。(遮光カーテンではありません)
 
写真は乾燥した五倍子(写真提供:益久染織研究所)

 
◉五倍子について
実物を見る機会がなかなか無さそうですが、五倍子そのものが植物ではなくて、ウルシ科のヌルデの若芽や若葉などに寄生する虫が作る「虫こぶ」のことをいいます。
皮には多量のタンニンを含んでいて、昔はお歯黒の染料としても使われていたそうです。
 
 
 

草木染め:ざくろ

 
【自然栽培綿の草木染めカーテン布】〈Nー17〉ざくろ染めと白綿の糸を使用した綾織りの布
 
 
他に1種あり 布の一覧は こちら
   
鉄媒染による染め色は濃紺です。
色が濃く、落ち着いた雰囲気で、モダンなイメージもあります。
カーテンと合わせてクッションカバーを作っても素敵そう!
濃紺に対比して、小物類を明るい色にして引き立たり・・・想像がふくらみます。
     
写真は乾燥したざくろ(写真提供:益久染織研究所)

 
ざくろについて
ざくろの樹皮・根皮・落花・果皮・葉の全てが染色に利用できるそうです。
この布は、果皮を乾燥させて染料としています。
媒染により濃紺(鉄媒染)、黄色〜からし色(アルミ媒染)、茶系(消石灰で媒染)などの色のバリエーションが出せます。カーテン布は今のところ濃紺のみですが、からし色などもあったらいいなと思います。

くだものとして出まわるのは10月の初め頃。
切った時の赤いルビーのような色と、種がきっしりつまったような様子は衝撃的です。 
ざくろの幹や根の皮に含まれる成分は、体内の寄生虫駆除の貴重な生薬として用いられていたそうです。
(今となってはあまりなじみのない「虫くだし」というやつです)
現在は、ざくろジュースなどが有名ですね。美容や健康に良いと言われています。
 
  

草木染め:よもぎ

 
【自然栽培綿の草木染めカーテン布】〈Nー16〉よもぎ染めと白綿の糸を使用した綾織りの布
  
 
他に5種あり 布の一覧は こちら
   
色は落ち着いた緑色、色合わせがしやすく、草木染めの布の中では人気があります。
意外と男性にも好まれています。
きなり色だと明るすぎるし、茶系だと家具や内装と同化してしまう…といった場合にもおススメです。 
  
写真は乾燥したよもぎ(写真提供:益久染織研究所)
 

 
よもぎについて
よもぎはキク科の植物。繁殖力の強い草で、道ばたや川原でも見かけることがあります。
そのため雑草のような扱いをうけることがありますが、薬効がとても高く万能な薬草でもあります。
日本では、古くから虫よけやお灸の素材、料理や民間療法にも使われて来ました。
 
よもぎの生命力にあやかり、魔よけや厄払いに利用している地方もあるそうです。
〈よもぎ染めの魔除けカーテン〉とネーミングして売り出したら注目されるかも!?(冗談です)
 
また、よもぎと言えば、おなじみの「よもぎ餅」 食べると草のいい香りがしますよね。
ちなみに、よもぎ染めの布だからといって、草の香りはしません・・・念のため。
 
 

草木染めのカーテン布  

  
草木染めのカーテン布とは、一般的ではないので、はじめて聞くという方も多いかもしれません。
自然栽培綿の草木染めは、糸の段階で染めています。(綿の栽培と同じく中国の山東省にて)
よもぎ、ざくろ、五倍子、柿渋の4種類。柿渋以外は2014年の1月より新たに加わりました。
色のバリエーションが増えたことで、お客様にも喜んでいただいています。
 
草木染めは様々な成分によって深みのある色に染まります。
不均一で染めムラが出ることもあり、それが草木染めの表情、良さでもあります。
化学染料は均一なはっきりとした色に染まるので、見た目に受ける印象がだいぶちがいます。
 

カーテン布に限らず布を染めるために使われている染料は、石油や石炭を原料にして作られた化学染料がほとんどである現代、草木染め自体があまり身近なものではないと思います。
 
そこで、草木染めについての基礎知識をここで少し・・・
草木染めの染色方法は、主に植物の葉、茎、根、実などを煮だした液に繊維を浸して加熱し、
染まった色素を金属イオンと結合させて発色させます。
金属イオンとの結合を媒染といい、アルミニウム、銅、鉄分などを溶かした液に繊維を浸します。
植物抽出液と媒染を繰り返すことで色素の繊維染着を良くし、染色濃度を上げます。(wikiより)
同じ染料でも、媒染するものによって違う色味を出すことができます。
 
草木染めは染料自体の採取時期による色の違いもあり、毎回まったく同じ色には染まりません。
商品として考えた場合に、色が安定しないということはリスクでもあります。
しかし、化学的な薬品類はいっさいを使わない自然栽培綿なので、化学染めではなく草木染めにこだわりました。
   
草木染めの布は無染色の布(きなり、茶綿)に比べると、少しかたさがあります。
是非一度、店頭で実際の色と風合いをお確かめください。