木のヒゲの〈自然素材を編む〉 野外レッスン 第2回

先日の日曜日、木のヒゲの〈自然素材を編む〉野外レッスン第2回を開催しました。
第1回に続いて、今回も青梅・賢治の農楽校さんとの共同開催、総勢20名以上の参加がありました。

まずは森へ。皆の目の前で、地主さん自らが、木を切り倒してくださいました。
地主さんが子供の頃に苗木を植え、見守ってこられたという杉の林で、20年以上生きてきた木を切り出す作業は、なんだか神聖な感じがしました。

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切り倒した木を台の上にのせ、切り込みを入れて、一番外側の皮を剥ぎます、
参加者の皆さんと一緒に、私も初めての体験をさせてもらいました。
話には聞いていましたが、こんなにするりと皮が剝けるなんて、おどろきと感動でした。
皮を剝ぐと、瑞々しくきれいな肌が出てきます。色白&艶っぽいです。
 
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そのあと、剝がした木の皮の表面のゴソゴソしたところ(鬼皮)を鉈や鎌でそぎ、アク出しと消毒のため熱湯に通しました。木の皮はしばらく乾燥させて、ひごに加工(9月)、おにぎり入れを編む(10月)予定です。
 
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この剥がした木の皮を、屋根材や外壁材に使われていた時代もあったんですよね。
新建材ばかりの現代の住宅では、木はほとんど使われていません。
木の利用が減ったことや、海外からの安い木材が入ってきたことで、日本の林業は衰退してしまった。
そして、木が切られないことで森がヤブと化し、荒れてしまっていると言います。

そんな森の状況に危機感を持った人達が、間伐材を使った製品を開発したり、建築物に国産材を使おうという活動をされています。自分もなにかできることからしていかねば、と思います。